ろくでなし LAST DOWN TENのあらすじ
経営を行っていた設計事務所が倒産してしまった水原健次、親友の平島からの情報で馴染のホステスが人捜しをしていることを聞きつけ、報酬と引き換えに手伝うなどなんでも代理業へと転身しました。
この仕事は飲み代金の回収だったはずでしたが、背に腹は代えられないなど理由で仕事を行い、目的の人物は直ぐに探し当てたけれども、相手は手持ちの金が無く払えない状態でした。
仕事の報酬で払うなど、相手についていくとその仕事とは人殺し、慌てて止めに入る水原でしたが目を離した隙に殺されてしまい、いきなりトラブルに巻き込まれて警察から殺人容疑をかけられてしまいました。
そのとき現場に居合わせたのは、横浜新洋会の女組長の結城順子だけでした。
■ろくでなし LAST DOWN TEN 予告
キャスト紹介
この映画の主役は哀川翔、三原じゅん子の両名です。
他の出演者は、山西道広・菅田俊・峰岸徹・阿藤快などです。
監督は長谷部安春で原作は柏原寛司、脚本は山本修生と柏原寛司であり、柏原寛司は脚本と原作者といった位置づけです。
監督の長谷部安春は、2009人に他界されましたが長男は作家・脚本家の長谷部晋作、次女は女優の長谷部香苗、そして孫は俳優の三村和敬などの顔ぶれです。
なお、監督はかつて西部蛍雪や探偵物語、あぶない刑事や大都会など刑事ものの作品を数多く手掛けている人物でもあり、昭和の次回の刑事ドラマには欠かすことができない存在といえましょう。
ろくでなし LAST DOWN TENの見どころ
東映Vシネマ作品です。
東映Vシネマは1989年に誕生した映画カテゴリーになるわけですが、誕生から4年目の1993年に公開が行われたのが当作品です。
なんでも代理業の男がある時ひょんなことから暴力団同士の抗争に一役買ってしまう、普通では考えられないような出来事を描いた映画で、哀川翔と三原じゅん子などが主役共演を行った、都会派ハードアクションです。
この映画の見どころは、哀川翔による暴力団同士の抗争シーンや任侠ものなどの見どころが多数ありますが、1993年の作品であり30年前の哀川翔と三原じゅん子などを始め、他の出演者の若き日を見ることができるなど変わった見どころも存在します。