外道軍団のあらすじ
外道軍団は、ムショあがりの外道が暴れるアクションありの任侠作品で、組長を襲った組幹部の男がシャバに戻るところから物語が動き始めます。
全国組織の啓仁会黒崎組の組長を襲撃した仙波組幹部、堂島が刑期を終えてシャバに戻ってきました。
ところが先代の組長は既に亡くなっており、組は半目のはずの啓仁会の傘下になっています。
組を見限った堂島は事務所を開いてムショ仲間を集め始めますが、彼をつけ狙う一人の男がいました。
それは7年前に彼の銃弾を受けた黒崎組の幹部、金子です。
金子の堂島に対する思いとは、大きく様変わりした状況に堂島はどうケリをつけるのか。
■外道軍団 予告
https://youtu.be/EwOjBTXfTbk
キャスト紹介
キャストは白竜を始めとした安定の俳優陣で、寺島進や松田一三、Kojiや猪瀬孔明に、木村木、倉見誠、武蔵拳、松田優、國本鐘建といった俳優が名を連ねています。
いずれも経験と実績が豊富で演技力にも定評がありますし、何より存在感のみでも十分に魅力的です。
勿論、キャスト同士が織りなす化学反応もこの作品ならではで、作品の深みが深まったり面白さが増す要因になっています。
監督と脚本を務める片岡修二ももはや説明無用ですから、終始安心して作品に没頭できるでしょう。
白竜は脂の乗った演技と、存在感で引き込む凄みが魅力で、寺島進がそれに負けじと食らいつく面白さに繋がっています。
脇を固めるキャストも個性的で魅力がありますから、存在感こそ主役に譲りますが、個性の点では負けていないといえます。
外道軍団の見どころ
見どころは白竜の肝の据わった振る舞いと、寺島進の高い演技力で、口から出るセリフの重みも聞き逃せないです。
堂島がシャバに戻った瞬間の雰囲気、先代組長が亡くなっている事実を知った表情の変化など、あらすじの部分だけでも見どころ十分です。
そして組の有り様の変化に対する絶望と、心機一転事務所を開いてムショ仲間を集める展開も見どころです。
話が大きく動き出す金子の登場と、物語の進行が加速するその後の展開も刺激的で面白いです。
アクション要素とバイオレンスもある作品ですから、迫力を感じて高揚感に包まれるはずです。
そういう激しさ、任侠ものらしさを感じさせる作品なので、男と男の戦いに興奮する人にとって見逃せない作品です。