ソウル・オブ・ロックのあらすじ
「バーミヤンズ」は、3人のメンバーで構成されたロックバンドです。
バンドを率いているのが、ボーカル担当のレイカです。
ドラム担当のザキはマイペースであまり知性がないながらも常に冷静で見ているだけという性格の持ち主、そしてもう一人のメンバー、作詞とギターを担当するタクはロックへの情熱は熱いけれど空回りしてしまうタイプの人です。
そんななかでレイカは持ち前の明るさでバンドを引っ張っていくのですが、なかなか売れません。
それでも3人のロックに対する情熱は熱く、ケンカをすることもあり、お互いに罵倒しあうこともあるのです。
ステージでも「ロックとはソウルだ!」「ソウルこそロックの神髄」と叫ぶバンドです。
映画の中では、腹筋をしているシーンや練習風景以外は居酒屋でグダグダと喋っているシーンがほとんどですが、ロックへの愛と未来を熱く語ります。
■ソウル・オブ・ロック 予告
https://youtu.be/10SfVHeiDAY
キャスト紹介
仕切り屋で強引ですが明るくバンドのを引っ張るボーカリスト、「レイカ」は有未麻祐子が演じています。
ドラム担当でマイペースの変わり者「ザキ」は君島麻耶が演じ、作詞とギターを担当する「タク」は牧田哲也が担当です。
居酒屋の店主やお客さん役などでダンディ坂野やカロリナ、森垣邦彦と中川結加里に芹川楓も出演します。
そして草野康太が特別出演者です。
脚本と監督は、自主映画を作成し延べ200本ほどのシナリオを書き下ろした実績のある天野裕充が手掛けています。
プロデューサーは西健二郎と森川威之がしていて、中町サクがプロデューサーと企画を兼任しています。
使われている音楽は、主題歌がReの「engraver」で劇中歌はへーけの「旅人」です。
ソウル・オブ・ロックの見どころ
ソウル・オブ・ロックはノセクニコ原作のコミックを実写化した映画です。
もともと「フィール・ヤング」で連載されていて、人気を博していました。
音楽スタジオと居酒屋が舞台になっていて、そこでロックに賭ける情熱が熱い3人のメンバーの物語を表現しているのですが、居酒屋での喋りは脱力感にあふれたダラダラしたもので、途中でギャグを交えながらもグダグダ喋りが続いていきます。
その会話の面白さやメンバーの練習と体力つくりの風景は、売れないバンドらしい様子を醸し出しています。
そんなクセがあっても、どこか憎めないメンバーたちの様子が見どころといえます。
どこかズレている3人ですが、その3人の口から飛び出すショートギャグが爆笑を誘う所も見どころです。