ブラック・コネクションのあらすじ
1970年頃、6千人もの不良をまとめて率いた伝説の巨大な組織が存在していました。
1990年代に舞台を移すと、不良たちは渋谷のセンター街に拠点にしています。
彼らは特攻服を脱ぎすて、新たにチーマーとして傍若無人に振る舞い始めるのでした。
伝説の組織は暴力集団に成り果ててしましましたが、そんな中でも男気を忘れない男がいました。
男の名はヤスユキで、伝説の先輩たちの伝説を取り戻すべく、街に繰り出しては拳を振りかざして渋谷のワルを次々に自分の仲間に引き入れていくのでした。
果たして渋谷にかつての伝説は戻るのか、チーマーたちは特攻服を思い出し不良の魂を思い出すのか、ヤスユキの活躍と渋谷の行く末から目が離せないです。
■ブラック・コネクション 予告
キャスト紹介
出演は数々の人気作に出演して爪痕を残す中澤達也、Koji、存在感のある谷充義や、いっせい等、魅力的で個性的な顔ぶれです。
他にも石野潤一や清水征史郎、須藤和哉も出演していますから、1つの作品をどう盛り上げているのか要注目です。
その他、山本勇気、金井卓也、KOHTARO、琥珀うた、本城ひなの、羽村英、永倉大輔、千歳ゆきの、等出演しています。
主演以外のキャスト、スタッフも世界観を作り上げる力となっていますから、ブラック・コネクションは面白い作品に仕上がっています。
顔となる出演者こそ限られてはいるものの、物語の背景にあるかつての6千人ものを不良の存在を感じさせる演技が流石です。
また、脇役も作品の世界観、スケールに一役買っていますから、画面に映る1人1人がある意味主役でしっかりと目に焼き付ける必要があるといえます。
ブラック・コネクションの見どころ
見どころは暴走族に徹するキャスト達の演技と、約20年もの時間の流れを感じさせる移り変わりです。
それから伝説を捨ててブライドも失った、暴れるだけ暴れるチーマーの演技も見事です。
そんな中で孤高にもチーマーに立ち向かい、伝説を思い出させて取り戻そうとするヤスユキの姿は、チーマーたちにとって新たな伝説になっていきます。
仲間に引き入れられるワルの気持ちが分かりますし、実際にこんな男気あふれる男がいれば、同性であっても惚れてしまうでしょう。
拳と拳で語り合う重量感を感じさせるアクション、そして力を出し尽くした後の展開もまた見どころです。
血がたぎるような興奮を覚えさせますが、カタルシスもありますから見終わった後はスッキリとした心地良い疲れが残るはずです。