日掛け金融地獄伝 こまねずみ常次朗のあらすじ
主人公の服部常次朗は福岡でバーを経営していますが、客が来ないので経営はとても厳しい状態でした。
生活費さえ稼げないような状況で、窮余の一策として手を出してしまったのが日掛金融です。
しかし、そんな常次朗にお金を貸してくれる日掛金融というのは、とても高い金利が設定されているものなので多額の借金を抱えることになりました。
取り立て屋の猫本完一から、厳しく借金の返済を迫られて、打開策として今度はバーを閉じて風俗店の経営に乗り出すことにしました。
すると猫本は反対をするどころか、資金の援助を含めて風俗店の開業を助けるという提案をしました。
それを常次朗は素直に受け入れてしまいましたが、猫本は常次朗をさらに借金漬けにする思惑があり、最終的にマグロ漁船に乗せられることになりました。
日掛け金融地獄伝 こまねずみ常次朗 予告
https://youtu.be/lOh-eI0TpdY
キャスト紹介
キャストは、主人公の服部常次朗を沖縄出身の元お笑いコンビ、ホーム・チームの与座嘉秋が演じています。
専門学校で俳優の勉強をして磨いた演技力を、この作品では遺憾なく発揮しています。
そして、常次朗を破滅に追いやる猫本には元チェッカーズの高杢禎彦、常次朗の妻となる浅野捺子にはグラビアアイドルとして活躍していた愛川ゆず季、常次朗が利用した日掛金融の新撰リース社長近藤威蔵は国民的なバイプレーヤーとして活躍している遠藤憲一です。
ここまで見るとかなり豪華なキャストと言えますが、他にも、猫本のバックアップをする土壺破目流には元プロボクサーの大和武士、マリリン役に一世を風靡した元パイレーツの西本はるか、ナビゲーターはモノマネ芸人の原口あきまさといった面々が脇を固めています。
その他、根岸季衣、伊佐山ひろ子、諏訪太朗、森下能幸、檜山豊、等が出演しています。
日掛け金融地獄伝 こまねずみ常次朗の見どころ
見どころは、原作が「ナニワ金融道」や「カバチタレ」などの人気作を世に送り出した青木雄二先生の漫画であることです。
世の中の裏側で「カネ」を巡って騙したり騙されたりする人間模様を描くことにおいては、青木雄二先生ほどの漫画家はそういません。
監修も作者自身が行っていますから、原作の面白さを実写でしっかりと表現されています。
そして監督は数多くのVシネマ作品を夜に送り出してきた鈴木浩介で、キャストには今ではテレビや映画で大活躍する遠藤憲一が入っているということも見るべき点と言えます。
もちろん、他にも元チェッカーズの高杢禎彦など豪華キャストが、個性的な演技を見せてくれます。
続編も作られていますから、二作を合わせて見るとより楽しめるでしょう。