除籍 血濡れの怪文書のあらすじ
一家を守るために20年の刑期を終え、毛利が出所したところから物語は始まります。
毛利が守った一家は甲斐性のない四代目が跡を継ぎ、実力のある子分たちは自らの能力を発揮できる場所が無くくすぶっていました。
そんな折に一人の幹部が変死を遂げて不穏な雰囲気が流れる組の中に、四代目とその取り巻きを批判する匿名の抗議文が出回ったことから、さらに一家はギクシャクしだしました。
公然と四代目組長と幹部を批判する怪文書の影響により、ついには組の中で内部抗争も勃発します。
20年もの間塀の中で過ごし、シャバに出てきたばかりの毛利も、組で内部抗争が勃発したことで無関係ではなくなり、さまざまな陰謀に巻き込まれていくことになります。
除籍 血濡れの怪文書 予告
https://youtu.be/G1jJRUEwoBA
キャスト紹介
主人公の毛利を演じているのは、数々のVシネマに出演していた今井雅之です。
脇を固めるキャストは、野口雅弘、飛野悟志、工藤正也、川原 英之、草野康太、江戸川卍丸、諏訪太朗、古井榮一、松田優、となっています。
メインキャストには女性が配役されておらず一言で言えば男臭いキャスト陣ですが、それが「除籍血濡れの怪文書」が硬派な任侠作品である証とも言えるでしょう。
組の内部抗争を描いたハードなストーリーを、豪華なキャスト陣が迫真の演技で盛り上げてくれます。
除籍 血濡れの怪文書の見どころ
最大の見どころは、軟派な要素が一切ない硬派なストーリー展開です。
組と仲間を守るため、自らを犠牲に20年も刑務所に服役していた毛利がようやく刑期を務めて戻ってきた組は、四代目とその幹部が取り仕切り以前とは全く異なる状況に陥っていました。
そんな中で起きた変死事件と怪文書をきっかけに始まる内部抗争は、組のために犠牲になった毛利には残酷な出来事でしょう。
保身のために行動する四代目とその幹部、どうにしかしてのし上がりたい、組を変えたいと思うものの思惑に巻き込まれていく毛利は、死の危険も迫るなか立ち向かっていきます。
Vシネマらしいハードな物語こそ、「除籍血濡れの怪文書」の見どころです。