ネオ チンピラ 鉄砲玉ぴゅ~のあらすじ
取り柄のない水田順公はチンピラヤクザになるしかありませんでした。
ブラブラとチンピラ生活を送っていたが、組の幹部に呼び出されて狙撃手にされてしまいました。
仕事をすれば指名手配されるかもしないですし、人を殺すほどの根性もありません。
これまで気ままに生きてきた水田順公にとっては重すぎる荷でしたが逃げることもできません。
可能ならばぴゅーと逃げ出したいのですが、組の偉い人は怖いですし、水田順公にも見栄があります。
断りきれずに葛藤して酒と女に逃げ、という筋書きです。
深刻にも描ける内容ですが、ギャグや濡れ場の多い軽い雰囲気のある作品です。
青年向けの漫画にあってもおかしくない内容です。
キャスト紹介
主演は鹿児島県出身の哀川翔です。
路上パフォーマンス手段から芸能活動をスタートし、1988年にテレビドラマに出演します。
そこで役者としての可能性を評価されて1990年にこの作品で初主演しました。
モータースポーツやゴルフなど、多彩な趣味を持つアットホームな人物で知られています。
ヒロインの青山知可子は1966年生まれで、1980年代後半から芸能活動をしています。
マクドナルドや三菱重工のCMに出演した経験があります。
脇役は峰岸徹や安岡力也、宍戸錠などの実力者たちです。
この中の最年長は宍戸錠で、1933年生まれです。日活ニューフェイスの第1期生として入り、さまざまな作品に出演しました。
峰岸徹は和製ジェームス・ディーンと呼ばれ、端正な風貌で人気を集めました。
安岡力也は日本人離れした体格と強面で、存在感を放ちました。
その他、山田辰夫、大杉漣、等も出演しております。
ネオ チンピラ 鉄砲玉ぴゅ~の見どころ
見どころは哀川翔の初々しい演技です。
その後Vシネマの帝王となる人物が手探りで披露する演技は見る人を清々しい気持ちにさせます。
また峰岸徹や安岡力也、宍戸錠などの演技は渋く安定感があります。
しっかりと脇を固めてもらっているから哀川翔と青山知可子の若い魅力が引き立ちます。
この作品に魅力はストーリーだけでなく、哀川翔が出すコミカルな演技とギャグです。
少し時代を感じるものの、今の日本でも通用する面白さがあります。
バラエティ番組で観る哀川翔に魅力を感じるならば、一見の価値があるでしょう。
さらにまさに美男美女の2人の濡れ場シーンが多いことも特徴です。
人生に迷う主人公が、青山知可子の体に迷いをぶつける姿は人間的な魅力を感じさせます。