関東極道連合会 第一章のあらすじ
小沢仁志演じる龍成会々長の地井忠久は、ストライキを目論んだとされる企業の組合長を始末することに成功しました。
その腕を買った右翼の大物の羽佐間の声かけによって、関東の極道と博徒および右翼が結団した関東極道連合を発足しようと画策します。
連合には博徒集団の会長守川、関東有数の大組織である井澤会会長が加盟していきます。
しかし、巨大件へと発展するまでに勢力が膨れ上がった組織は、やがて組織内の小さな歪みをきっかけに抗争事へと発展していくことになってしまいます。
そこで地井は、生き残りをかけて活路を見出すとともに、様々な繋がりを利用、あるいは冷徹に絶っていくことで、自身と仲間の命を意味あるものにするために奮闘します。
■関東極道連合会 第一章 予告
キャスト紹介
主人公の龍成会の会長をつとめる地井を演じるのは、小沢仁志です。
身長180センチを超える長身の存在感を存分に発揮しており、強面のイメージと鍛えられた肉体だけでなく、実際に空手2段や剣道および柔道初段の腕前をスクリーン内で存分に発揮しています。
北代高士も若き俳優でありながら、180センチを超える長身と男らしい姿からワイルドな立場と役を演じており、体形から作りこむという姿勢は今作でも健在です。
他には飛野悟志、清水宏、Koji、高原知秀、椋田涼、松沢蓮、森里一大、岡崎二朗、等もキャストに入っており、非常に個性的かつキャラクターに相応しいものと言えるでしょう。
大物を演じるのは野口雅弘、千葉真一などといった人気キャストで固められています。
関東極道連合会 第一章の見どころ
主人公もさることながら、脇役がそれぞれの思いを交差させる心理描写が見どころのひとつです。
共産革命有事にそなえて、極道、博徒、右翼をひとつにまとめて警察力の補完とする等の、歴史的背景から読み取れるリアリティのあるストーリー背景も見どころのひとつでしょう。
抗争の仲裁を買って出るも、極道ではない身ゆえの苦慮する会長の焦燥振りや、鬼気迫る激怒振りなどもスクリーンに目が釘付けになるシーンの連続となっています。
また、今作は実録ものであるため、物語の芯に現実の裏打ちがある分、説得力が段違いであることも背景にあるでしょう。
もちろん抗争シーンの迫力ある演技や演出も、娯楽映画ならではと言えるもので楽しむことができます。