修羅の花道のあらすじ
舞台は第二次世界大戦が終わった昭和の日本、敗戦した日本は全ての人々が苦痛を強いられる毎日を送っていた時代です。
戦争が終わり横須賀に戻って来た石田隆匡は、舎弟の宮友などかつての不良仲間と暴れまくっていました。
そんな最中、末次一派と喧嘩をしていたケジメとしてひとり赴く石田は、喧嘩は既に終わったと同時に、かつて賭場で出会った押塚義八郎親分が目の前に登場したのです。
石田などは侠気に惚れこみ、押塚組の代貸の形で勢力を拡大しモロッコの辰と交流したことで稲村会総裁でもある稲村角二との盃を交わして兄弟の契りを約束、そして絶大な信頼の中で組織の中核を担うことになりました。
最初の内はことがスムーズに流れていたものの、いつの日かそれが狂うようになるのです。
■修羅の花道 予告
キャスト紹介
主演は奥田瑛二、Vシネマはもちろんテレビドラマや映画などさまざま作品に主演していますし、当作品と同じく主演をつとめることが多い実力派です。
さまざまな役どころにマッチするのは演技力の高さがあるからこそ、見ていて安心できると感じる人も多いのではないでしょうか。
小沢仁志や哀川翔、本宮泰風、岡崎二朗、山口祥行といったVシネマの顔ともいえる存在感ある役者が揃っています。
他にも、松田優、古井榮一、大和武士、山本昌平、堀田眞三、Koji、武蔵拳、大西武志、木村圭作、倉見誠、森里一大、等出演しています。
ちなみに、千葉真一が特別出演しているのもこの作品の人気が集まっている理由の一つです。
修羅の花道の見どころ
修羅の花道の主演は奥田瑛二、そして監督は壺井詠二です。
いずれもVシネマに欠かせないキャストですが、奥田瑛二は石田組組長の石田隆匡役であり、作品を見ていると自然と組長らしさを感じさせるようになるなど、役者の力量を感じることができます。
これは監督の技術であると同時に有名俳優の一つでもある奥田瑛二の演技力といっても過言ではありません。
作品のシーンをより高めてくれるナレーションは森羅万象が行っていますが、映像と森羅万象のナレーションはシーンをより一層盛り上げてくれるなど、これも一つの見どころの一つです。
俳優であると同時にナレーションの専門家でもありVシネマに多く起用されている人物です。
なお、終戦後の横須賀を舞台にしているので、懐かしさを感じることができるのもこの作品の良い点です。