ダイヤモンドのあらすじ
任侠組織「北野組」は地元に根ざした昔気質の任侠心を大切にしており、地元からも頼りにされている存在でした。
地元は閉店店舗が続出し、これといった観光資源もないシャッター街とかしており、SFFカンパニーによる地域活性化名目による再開発事業が持ち上がり、不穏な雰囲気を見せていました。
ある日のこと再開発事業に必死の反対を見せていた、商店会長が非業の死を遂げます。
捜査の結果、警察の判断は事故死というもの、それ以上の捜査には及び腰です。
警察の判断に疑問をもった北野組の面々は、警察を見限り単独で捜査を開始。
調べていく過程でSFFカンパニーがの関与が明らかになったばかりか、関西から進出してきた新興組織の「藤波組」の暗躍振りでした。
■ダイヤモンド 予告
キャスト紹介
主演を努める高橋慶彦は、かつてのプロ野球選手でスイッチヒッターとして打率3割を5度、20本以上本塁打を4度という日本記録をもっており、引退後はコーチや野球解説者などの経歴を重ね現在では、実業家で会社経営者の横顔をもつという多彩さをもっています。
脇役にもパンチ佐藤や鈴木健にギャオス内藤、元木大介、角盈男、など元プロ野球のタレントを豊富に起用しているのも特徴です。
これは北野組には、野球経験者が多いという設定にそっての起用と言えますが、いずれも個性的なキャラにより人気でドラマ本編での縁起にも注目が集まります。
共演の町田啓太はエグザイルのメンバーでありながら、最近ではドラマや舞台出演など、俳優としても実力を認められつつある若手です。
その他、田中一徳、松永浩美、愛甲猛、本宮泰風、足立梨花、鈴木健、山口祥行、宮地真緒、板尾創路、渡辺哲、綿引勝彦、など出演しています。
ダイヤモンドの見どころ
目下日本全国では地域資源も持たない、シャッター街が再開発計画の下で次々と消滅しつつあります。
「ダイヤモンド」の世界観は誰にとっても他人事ではない現在社会の中で、地域社会の崩壊や将来への不安を縦軸にドラマが展開していきます。現在の日本社会が抱える葛藤や病理を取り上げながら、昭和の時代に流行した「任侠同士の抗争」と縦軸に登場人物の振る舞いが描かれていきます。
もはや任侠道などは廃れてしまったとの印象も深いわけですが、あえて昔ながらの任侠にスポットをあてたあたりに本作品の独自性を垣間見ることができます。
もちろんドラマとしての面白さがちりばめられており、警察の権力をわき目においていかに解決を迎えるのか、最後まで引き込む演出は見所です。