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ツングースカ・バタフライ ―サキとマリの物語―のあらすじ
主人公のサキは、勤務していた工場を自主解雇となってしまいます。
それは自分の過去の過ちを知られてしまったからでした。
ある日、コンビニで万引きした少女マリをサキは助けます。
マリは心と体に傷を負っており、シングルマザーの母親の愛情を求めていました。
自分の姿に重ね合わせるサキの心に、マリの純粋さに触れて変化が生まれます。
年の離れた2人の間には、いつしか友情が芽生えていました。
ところが、マリの母親が特殊詐欺をはたらくグループのボスが仕掛けた罠にはまってしまいます。
ボスの魔の手は母親だけではなく、その娘にも向けられました。
それを知ったサキの怒りは頂点に達し、自ら封印していた過去を振り払い反撃に出ることにしたのです。
ツングースカ・バタフライ ―サキとマリの物語― 予告
https://youtu.be/UwtqEHFpCLE
キャスト紹介
主人公のサキは、グラビアアイドルとして知られた亜紗美が演じています。
和製パム・グリアと呼ばれ、セクシー女優を経てピンキーバイオレンス女優へと転身しました。
「片腕マシンガール」や「KARATEKILL(カラテ・キル)」等数々のアクション映画にも出演しています。
サキに万引きをしていたところを見つかったマリを演じているのは、子役において高い評価を得ている丁田凛美です。
現在は凛美という名前で、ファッションモデルや女優として活躍しています。
その他にも、加藤理恵・施鐘泰(JONTE)・笠原竜司・黒板七郎といった高い演技力を持つ俳優たちが数多く出演しています。
ツングースカ・バタフライ ―サキとマリの物語―の見どころ
見どころは、ヒロインのサキが心に傷を負った少女のマリと心を通わせていくところにあります。
サキも社会から阻害された存在で、シングルマザーの母親に愛情を求めるマリに通じるものが感じられます。
この作品はサキを演じる亜紗美の引退作品で、彼女の引退を惜しみドイツの第20回ハンブルク日本映画祭のオープニング作品にも選ばれました。亜紗美の圧倒的な演技力が見どころです。
アクションシーンでは、怒りや悲しみを通り越した強烈な感情を全身で表現しています。
また、マリを演じている丁田凛美も少女が持つ純粋さや心の傷を繊細に演じ切りました。
この2人の女優が生み出す独特の世界が、見る人を惹きつけて離しません。