太陽が弾ける日のあらすじ
スラム街で育ったトニー、マックス、レイは日本人とフィリピン人の混血児で、差別を受けながらも三人で力を合わせながら生き残っていたのです。
やがてマックスとレイはスラムから抜け出してそれぞれの道を進んでいきます。
しかしトニーだけは酒とドラッグに溺れて裏社会の底辺をのたうち回る日々でした。
この作品は幼馴染たちの友情や、悪党たちの裏切りなどVシネマの王道的なエッセンスが凝縮されております。
フィリピンを舞台にしたアウトロー系バイオレンスムービーです。
■太陽が弾ける日 予告
キャスト紹介
主演は顔面狂気と呼ばれてVシネマの四天王の一人と知られている小沢仁志です。
脇役は実弟の小沢和義や新四天王の本宮泰風、大山なつが配役されています。
他にも北の映画ではお馴染みの寺島進、味のある脇役ではお馴染みの遠藤憲一が渋い演技で脇を固めているのが特徴です。
加藤雅也はトレンディ俳優としてデビューしましたが、近年ではアウトロー系の役柄に多く参加しており、過去には荒ぶる魂たちなどで三池崇史監督と組んで、単館上映系の金字塔として名前が知られました。
その他、大沢樹生、金山一彦、江原シュウ、鈴木隆仁、等出演しています。
出演者は小沢仁志の25周年記念作ということで、Vシネマの主役級の人物たちが勢ぞろいしております。
グッとくる大人の男のファンタジーに仕上がった名作です。
太陽が弾ける日の見どころ
全編フィリピンロケ敢行されており、火薬や銃撃などは日本よりもダイナミックで臨場感のあるアクションになっています。
Vシネマとは思えない豪華なアクションシーンは見どころの一つです。
フィリピンのスラムで育った三人の義兄弟が、それぞれの道を進む過程でもう一度交わって行く男の友情が泥臭く魅力があふれています。
さらにボスを裏切って下克上の街道を進む主人公トニーと、巨大麻薬シンジケートとの抗争は迫力満点で思わず手に汗を握る臨場感です。
シンジケート側には遠藤憲一や加藤雅也が敵役として、物語を盛り上げてくれます。
古くて新しいバイオレンスドラマの傑作です。