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狼たちの掟のあらすじ
出典：https://tv.rakuten.co.jp/content/66693/
物語の主人公である皆川（波岡一喜）は幼少期に暗い過去を持つ人物であり、仲間である西村と共に大暴れするような荒れた生活を送っていました。
たとえ相手がヤクザであろうが怯むどころかイケイケで暴れまくる皆川たちは次第に敵を多くつくり、ヤクザの梨田組から報復によって狙われる立場となりました。
それを磯部会会長である磯部（小沢仁志）によって救われるのですが、この出会いは偶然が招いたものでした。
皆川はこの磯部のために生きようとするのですが、任侠の世界で生きる本物の漢と、若さと勢いで暴れまわった皆川たち狼が、一体どのような結末を迎えるのか。
表題にある「掟」というキーワードが大きな意味を担っています。
キャスト紹介
映画「クローズZERO」をはじめ、数々の映画やドラマで強面系のキャラクターを演じてきた波岡一喜が主演を務め、組長役には小沢仁志をキャスティングしています。
味があり、深い哀愁と怖さが漂うような役柄を演じてきた俳優さんだけあって、お二人のパッケージが既にド迫力です。
波岡一喜（皆川 役）
出典：https://eiga.com/person/83063/
小沢仁志（磯部 役）
出典：https://eiga.com/person/22913/
脇を固める俳優陣も、山口祥行、清水ヨシト、木村圭作、山本竜二、松田優、倉見誠など、強力なキャストで構成されています。
山口祥行
出典：http://fkkvrs.info/secret/yoshiyuki-yamaguchi
清水ヨシト
出典：http://www.genco-a.com/profile/shimizuyoshito.html
木村圭作
出典：https://eiga.com/person/26513/
山本竜二
出典：http://gatsby-ent.co.jp/cn2/yamamoto.html
松田優
出典：https://twitter.com/masaru_matsuda
倉見誠
出典：https://profile.ameba.jp/ameba/makoto-kurami
そしてこの面子を束ねてメガホンを取ったのが、任侠ドラマ好きなら知らない人はいないだろう辻裕之監督です。
いくつもの任侠ドラマを作り上げてきた辻監督が、この映画で、このキャストで伝えたかったものに注目です。
狼たちの掟の見どころ
出典：https://youtu.be/XFFEhpiySvU
とにかく主人公皆川がぶっ飛んでいます。
小さい頃から親がいなくて、施設で育ったという特殊な環境下もあったと思いますが、それでもどこにその源泉があるのか分からなくなるくらい大暴れを続けます。
普通ヤクザと言えば、怖い存在であることは間違いないのですが、皆川は全くと言っていいほどそれを恐れません。
その残虐なシーンや、グロテスクな一面はある意味では視聴者を惹きつけると思いますが、同時にこの傍若無人な人物に対してどのような反復があるのかという恐怖を感じます。
その反復というのが裏の世界で生きる狼たちの掟に繋がります。
あれだけぶっ飛んでいた皆川がまともにすら思えるような論理で組み立てられた掟に翻弄されていくのです。
そして最後も「掟」が物語を決定づけてくれます。