哀しき抗争のあらすじ
哀しき抗争は、2017年の作品で続編の第二章も2017年に制作が行われています。
Vシネマブームということもあり同じ年に連続で映画撮影が行われることも珍しいことではありません。
勢力拡大を続ける強硬派の関東木川田会、共存共栄を図ろうとしている穏健派の京北連合一家、この両派によって関東極道界は2つに分離しようとしています。
両派が相見える中、関東の極道界においての相談役でもある本条誠太郎(伊吹吾郎)が調整を図るものの事態は解決に向かうことはありません。
同時期に京都の料理店で板前として働いている本条龍夫(松田一三)が何年ぶりかの上京をするのですが、上京した理由は異父弟の本条昇(金子昇)から誠太郎が危篤の連絡が入ったためです。
■哀しき抗争 予告
キャスト紹介
哀しき抗争は、本条龍夫役の松田一三や異父弟の本条昇役の金子昇などが主演をつとめるVシネマです。
松田一三は、大河ドラマにも数多く出演している俳優であり、映画やドラマなどの出演経験を豊富に持ちますが、その中でもVシネマへの出演頻度は非常に多くなっていることからもVシネマの顔といっても過言ではありません。
これは、本条昇役をつとめる金子昇も同じことがいえます。
他のキャストには、サヘル・ローズ、水沢アキ、丸純子、お笑い芸人「ゆ~とぴあのピース(帆足新一)」やVシネマの顔であると同時に顔面凶器などの異名を持つ小沢仁志なども出演していますし、渡辺裕之や武田幸三、伊吹吾郎などの有名どころなどの顔ぶれです。
哀しき抗争の見どころ
哀しき抗争は、行き場を失った侠(ヤクザ)の果てに・極道に捨てられて極道に拾われる、そして極道を絶つなどのサブタイトルのようなキャッチコピーが特徴の作品です。
当作品を見た人の中には一言でいうと渋さがあるけれども、クラシックな感じが良いと感じている人や、従来のヤクザ映画というとヤクザ同士の規模の大きな抗争が主体になっていたけれども、哀しき抗争にはそのような印象がなくて見ていて楽しさがあることや新鮮味があるなどの評価をしている人も少なくありません。
また、松田一三のサングラス姿が男前などのように評価していることも多くあるので、このようなシーンも見どころの一つといえます。
京都で板前をやっているなどのシーンも徹雄が一旦破門されて、飲食店で手伝っているシーンを思い出させるなど、Vシネマファンからの注目を集めている作品です。