跡目奪還のあらすじ
跡目奪還では、神園一家の矢車組と新興勢力である白石組との抗争が描かれています。
物語は矢車組の組長の息子が経営する店舗で、その組長が白石組とのいざこざの末に射殺されたことから展開していきます。
主人公で矢車組の若頭である永森は、任侠として当然の報復に乗りかかりますが、白石組のバックを恐れる本家から復讐禁止を言い渡されてしまいます。
そしてトップがいなくなった矢車組には新たな組長が必要となりますが、跡継ぎとして見込まれていた水森ではなく、組長の息子を推してくる勢力が現れます。
組長の遺言を破棄して組を乗っ取ろうとする敵に対して、水森は本来の跡目を奪いかえす為に躍進していきます。
跡目奪還 予告
https://youtu.be/JAf7cSHxe9g
キャスト紹介
主役の若頭、水森を演じるのはVシネマ界隈でもアニキとして親しまれている小沢仁志です。
カリスマ性が高い存在感を誇る敵のトップは、他の作品での悪役でも定評がある山本竜二が演じます。
また敵方では哀川翔が、敵ではありながらも水森と分かり合うことができる特殊な人物となります。
抗争のきっかけとなった店舗を経営していた矢車組組長の息子には、Vシネマの次世代を担う本宮泰風がキャスティングされています。
その他にもダンディな雰囲気を纏った親分の加納竜や、嫌われ役に殺陣剛太、山口祥行など重厚感のある面子が脇を固めます。
そして唯一の女性キャストである姉御役には、鶴田さやかが選ばれています。
跡目奪還の見どころ
跡目奪還はまずキャスト面が非常に豪華なのが特徴で、全体の人数こそは少ないものの、Vシネマとして欠かせない俳優ばかりで固められています。
そのため安定感が高く、安心して楽しめるでしょう。
もちろん一番見るべきなのは小沢仁志の格好良さで、相手に凄みをかけたり、時には落ち着いていなすといったシーンがいくつもあります。
物語は主人公サイドも敵サイドも、裏で手を回しながら自分たちの考えを押し通そうとします。
それぞれが組やシマを守る為であったり、組を思い通りにしたいといった思惑を持っている為、その個性も楽しめるはずです。
そして水森が敵方を打ちのめしていくという、任侠ものの爽快感が見どころのひとつです。