日本極道史 仁義絶叫のあらすじ
本宮泰風演じる京極鉄次が自分の任侠を重んじるために現代の極道社会の不条理と闘いながら自分の神器を貫く痛快任侠ドラマです。
極道の世界は義理人情が全てと言われてきましたが、この古くから伝わる義理人情の中に生きる主人公が、現代の様々なヤクザの世界で起こる不条理を憎み、これに対して自分の考えを貫くが故に様々な相手と血みどろの戦いを演じながらこれに抗っていく様を描いており、近年のヤクザ世界の問題点や様々な変遷を描いている点で注目されています。
最終的にはすべての組から命を狙われ、これらを敵に回して戦っていく鉄次の姿が印象的なドラマです。
キャスト紹介
Vシネマの中では任侠物の常連である本宮泰風が集約のほか、宍戸錠や渡辺裕之が極道ドラマにおいてもその異彩を放っているほか、清水健太郎や原田龍二も極道の姿を好演しています。
山本昌平などの極道物には欠かせないキャストも出演で非常に見ごたえのあるものとなっているのも特徴です。
伊藤千夏や夏山千景、小室友里などの女性陣も出演しています。
さらには西守正樹、清水昭博、庄司哲郎や高野拳磁が出演しています。
日頃テレビでも見かける名優が多数出演しており、非常に緊張感の高い演技を見せてくれます。
日本極道史 仁義絶叫の見どころ
日本極道史 仁義絶叫は、Part1からpart5までの長編となっており、主人公の京極鉄次が自分の信念を貫き、組の方針に逆らって組長を狙撃してしまうというところから多くの組に追われる立場となります。
これらの様々な陰謀に遭いながら、これに立ち向かっていく姿が現代の暴力団抗争の裏側をしっかりと見せているものとなっているのが見どころです。
現代のように様々な物事が金で動く世界では極道の世界もその金を重んじ力関係が成立しているのは当然ですが、そのために裏切りや騙し合いなどが平然と行われており、その裏の部分を正確に描いていると考えられます。
その中で古くからの人気を重んじる主人公の振る舞いが感動的でもあり、また厳しい現実を突きつけられている点がポイントです。