Vシネマの歴史
Vシネマは家庭にビデオが普及してレンタルビデオが一般的になり始めた1989年に、東映が始めたオリジナルビデオのレーベルから始まりました。
劇場で公開される映画を制作するとなれば莫大な制作費がかかりますが、レンタルビデオ向けの作品であれば低コストで制作できるということが狙いでした。
その後に他の制作会社もオリジナルビデオの製作・販売を行いました。
やがて最初に発売されたVシネマがジャンルの名称として定着したのです。
人気作品ベスト3
No.1
日本統一
出典:http://all-in-ent.com/ippan/1805/05.html
「日本統一」は現在最も人気のある任侠ドラマです。
主人公の氷室を本宮泰風が勤め、哀川翔や小沢仁志などの豪華キャストで全国の極道を統一していく過程を描いている作品です。
No.2
首領への道
出典:http://tsutaya.tsite.jp/item/movie/PTA00007YYTW
「首領への道」は劇画が原作となっており、1998年から清水健太郎が主演をして、覚せい剤で逮捕されるまで25作品が作られた大人気作です。
ヤクザの頂点を目指す桜井鉄太郎(清水健太郎)の血なまぐさい抗争を描いている作品です。
No.3
極道恐怖大劇場牛頭
出典:https://www.amazon.co.jp/
「極道恐怖大劇場牛頭」は今や日本映画の巨匠となっている三池崇史監督が、Vシネマで極道のホラーに挑戦したカルト的作品です。
主演は哀川翔で理屈など吹き飛んだ話が次から次へと繰り出されます。
人気俳優ベスト3
No.1
哀川翔
出典:http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180120-OHT1T50126.html
哀川翔はVシネマといえば欠かせない存在となっており、「Vシネマの帝王」と呼ばれています。
一世風靡セピアという人気パフォーマンス集団のメンバーから俳優となった彼は、頼りがいのある兄貴分として活躍中です。
No.2
竹内力
出典:http://yumeijinhensachi.com/archives/10786
竹内力はミナミの帝王など人気作の主演で、Vシネマを代表する俳優となっています。
若い頃はTVドラマで爽やかな役をやっていたりしましたが、現在ではすっかり強面の俳優として定着してます。
No.3
白竜
出典:https://twitter.com/outrage_movie/status/923015810460696576
白竜は同名の主人公ヤクザが活躍する白竜シリーズなどでも人気ですが、本当はミュージシャンという意外な一面もある人です。
クールやなキャラを演じることが多い人でもあります。
レジェンド枠
清水健太郎
出典:https://pinky-media.jp/I0010736
覚せい剤で逮捕されなければ清水健太郎が間違いなくNo.1であったと思います。
迫真の演技(たまに発音が聞き取れないのはご愛嬌)でカシラなどの役がハマっていました。
今は「日本統一」が一番人気ですが、清水健太郎が逮捕されなければ「首領への道」はまだまだ作品が続き、一番面白い作品になっていたでしょう。
イメージが無いと思いますが、実は歌手で物凄く歌が上手いんです。
代表作はやはり「失恋レストラン」ですね。
最近はメディアに出ておらず、ライブ活動をしているようですが実にもったいないですね。
またいつか活躍される事を切実に願っています。
これから注目の作品
侠の絆
出典:http://all-in-ent.com/ippan/1805/01.html
これから注目の作品は「侠の絆」です。
TVや映画でも活躍している山本和馬が主演の作品で、田村亮や小沢仁志など実力派の俳優が脇を固めています。
あらすじとしてはヤクザの実子である友人藤澤慎之介と同窓会で再開した主人公の赤嶺裕一郎は、その帰りに慎之介の親とは別の組のヤクザに襲撃されてしまいます。
そこで裕一郎をかばって慎之介が刺されて意識不明になるのです。
そこから裕一郎はヤクザの世界に入り込んでしまいます。
最後に
このように任侠の作品は定期的に作られていて、コアな人気があります。
一度見ると続きが気になるのはジャンルが変わっても同じですね。