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野良犬のあらすじ
幕府の埋蔵金を強奪しないかと凄腕の浪人流十三が、賭場で出会った壺振り師のおみつから相談を持ち掛けられることで物語が始まります。
四郎や狂三郎といった仲間達を集めつつ、十三は着々と計画を練り上げていきます。
そしていよいよ決行の夜、お目当ての埋蔵金の強奪に成功したかに見えた十三達ですが、ここで欲望と裏切りが渦巻く野良犬達の壮絶な戦いが幕を開けます。
果たして幕府の埋蔵金を手にするのは誰か、十三は生き残ることができるのか最後の最後まで注目です。
異色の取り合わせと時代背景を舞台に、個性的な登場人物達が大暴れする姿を見せます。
タイトルの通り野良犬達が繰り広げる物語なので、終始目を離すことはできないでしょう。
キャスト紹介
主人公で凄腕の浪人、流十三を演じるのは大沢樹生です。
またヒロインを演じるのは持田真樹で、鶴見辰吾や大和武士、菅田俊といった俳優陣も魅力的です。
実力派揃いのキャスト陣ですから、演技に関する不安を覚える心配はないです。
時代劇で活劇ものですが、殺陣のアクションを含めて期待できます。
しかも皆個性的で存在感が抜群なので、野良犬達が暴れる世界観が成立します。
監督はヤクザ映画で実績と定評がある藤原健一ですから、その点も抜かりはなく安心して楽しめます。
ニュー時代劇と銘打ち、腐った時代を斬りまくると豪語する作品ですが、キャストは内容に相応しい配役となっています。
野良犬の見どころ
見どころはやはり、幕府の埋蔵金強奪の話を持ち掛けられ、その話に乗る凄腕の浪人流十三の活躍です。
立ち居振る舞いが個性的な魅力を感じさせますし、欲望にまみれた野良犬達の裏切りに遭っても折れたり曲げない姿は流石です。
それから可愛いだけでなく何か裏を予感させるヒロインや、どこか憎めない登場人物達も見どころです。
1時間40分とボリュームはありますが、その分脚本はしっかりと練られていて最後まで楽しめる内容なので安心です。
実はあまり知られていない作品ですが、何気なく見始めると掘り出し物に出合ったかのようなお得感が感じられるはずです。
実力と実績があるキャスト揃いなので、魅せる映像に仕上がっているのは当然ですし、独自の世界観に気持ち良く引き込んでくれます。